ケンネルコフってどんな病気?

ケンネルコフとは、犬がかかる風邪のような症状の出る気管支炎を引き起こす病気です。犬パラインフルエンザや犬アデノウイルスII型のウィルスが主なものです。混合ワクチンを摂取していないと感染しやすく、発熱が伴い、咳が出ることで飼い主が気づく場合が多いのです。咳に気づいた時点ですぐに病院で受診しましょう。

子犬が感染しやすい理由は?

ケンネルコフはワクチン接種をしっかり行っていればまず感染しない病気です。その為、生まれて最初の3回目のワクチン接種が完了する前に感染してしまうことがあるからです。
現代の日本ではワクチンを接種して飼育されている犬がほとんどな為、成犬での感染はほぼ見られないようです。

ケンネルコフの感染ルートは?

ケンネルは犬舎のこと、コフは咳のことです。この名前の由来でも分かるように、主に多頭飼いの場合や、ブリーダー、そしてペットショップなど子犬が多数いる所での感染が多く、1頭から感染が広まりやすい病気です。
ペットショップで感染していることも多く、迎えてみて咳や発熱の症状が表れることも少なくありません。

咳や発熱以外の症状は?

食欲が無くなったり、全体的に元気が無くなります。同じ子犬がかかりやすいものでは、ジステンパーがあります。こちらの場合は嘔吐や下痢といった症状も加わりますが、いずれにしても放置しておくと危険な病気です。食欲不振に加えて咳が出ていたら早めに病院へ連れて行きましょう。

ケンネルコフの主な治療法は?

病院によって処置の違いはありますが、抗生剤の投与や点滴などを行います。初期症状の場合なら数回の通院で回復する場合がほとんどです。
症状が出て1〜2週間のうちには完治が見られるようになります。
また、予防法として、毎年適切な時期にワクチンの接種を受けましょう。

予防以外にはこんなことにも注意を

病院へ行く場合には、キャリーケースにしっかり入れていくなど、他の犬への感染に注意しましょう。動物病院はいろいろな犬がやってきます。免疫が出来ている犬ばかりではありません。
また、通院中は他の子犬と接触してうつしたりしないように注意が必要です。

まとめ

最後までお読み頂きありがとうございました。
ケンネルコフは比較的子犬がかかりやすく、初めて家に迎えた時に発症することも多い病気です。
ペットショップやブリーダーさんのところでは思わぬ病気に感染していることもあります。特にワクチン接種前には食欲や運動量など気になることがあったら出来るだけ早く獣医さんに相談しましょう。

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