犬の歯周病のサインと予防法は?

最近愛犬の口臭がきつい、そんなことはありませんか?口臭は歯周病のサインでもあります。
歯周病は放っておくとさまざまな病気や体調不良の原因になっていきます。早めに気づいて病院で診てもらうのは勿論ですが、予防はもっと大切なんです。

歯石が出来ていたら早めに対処を

歯周病の予防には歯石をつけないということが挙げられます。ついてしまった場合には、一般的には獣医さんに取ってもらうことになりますが、効果的に行うには全身麻酔をすることになり、犬にも負担がかかることになります。
まずは歯石になる原因を作らないように食後の歯磨きを幼犬から習慣にしましょう。

歯茎をチェックする

健康的な歯茎はピンク色をしていますが、歯茎が赤くなっていたり、血が滲んでいたら歯周病の可能性がかなり高くなります。
この状態に気づいたら、なるべく早く獣医さんに診てもらいましょう。他にも口臭が急にきつくなるなど分かりやすい症状が出ます。

歯周病を放置しておくと?

歯石がついた状態から歯周病に発展し、放置してしまうと、心臓病や腎臓病など内蔵疾患の原因に繋がりやすくなります。
また、歯周病を引き起こす歯石の細菌は顎の骨を溶かしてしまうことがあります。顎の骨折や目の下の骨の陥没などに発展することもあるのです。

小型犬に多いという報告もあります

歯周病が見られるのは小型犬に多いという報告もあります。アメリカとカナダで行われた研究データによるもので、歯の抜ける割合や歯石の蓄積、歯肉炎など小型犬や老犬に多く見られるという報告が出ています。
またペットの保険会社の調査でも、3歳以上で歯周病の予兆が見られるのは80%に上るという発表がされています。

歯磨き以外にもサプリメントで予防を

歯磨きは重要ですが、それでは予防し切れない場合も多いようです。また歯磨きが苦手な犬や既に歯石がついてしまった場合には、サプリメントで状態を改善したり、歯周病を防ぐ効果のあるものも出ています。
全身麻酔が心配な場合や歯磨き出来ない犬に試してみてはいかがでしょうか?

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