認知症の診断

普段の生活の様子を詳しく聞き、認知症にあてはまる症状がでているかチェックします。また認知症と同じような症状がでる病気(甲状腺機能低下症、脳腫瘍、脳炎や水頭症など)がありますので、それらを除外するためにも血液検査やそのほかの精密検査をすることがあります。

認知症は治すことはできず、少しずつ進行してしまいますが、症状に合わせた対応をしてあげることで進行を遅らせたり改善できる可能性があります。
犬の認知症の症状で特に飼い主が困るのは夜鳴きではないでしょうか。

どうしたらいい?

夜鳴きが原因で近隣から苦情を言われてしまい悩まれてしまう飼い主もいらっしゃいます。夜鳴きをする子は昼夜逆転をして昼に寝てしまっていることが多いため、まずは昼は起きて夜に寝るというリズムを作ってあげることが大切です。朝は日の光を浴びて身体を目覚めさせ、日中は散歩など運動をしましょう。夜寝る頃になったら排泄をすませるようにして寝かせるようにします。一日身体を十分に動かして疲れていると夜は寝るようになってくれます。それでも夜鳴きをしてしまう場合には動物病院で精神安定剤などの薬を処方してもらい、寝かせるようにする方法もあります。

トイレのしつけを忘れてしまいトイレ以外の場所でおしっこやウンチをしてしまうようになることがあります。漏らしてしまう前にこまめに排泄に連れていくようにし、犬用のおむつなども取り入れるといいかもしれません。おむつをするときは長時間放っておくと蒸れて皮膚が荒れてしまいますので、清潔を保つようにしてくださいね。

サプリがある?

認知症の兆候がみられたら放置せずに早めに対応してあげることで進行を遅らせることができる可能性があります。規則正しい生活をさせるようこころがけ、なるべく話しかけて愛犬とコミュニケーションをとるようにしてください。またいつも同じ生活パターンだと刺激がないため、散歩コースを変えてみたり頭を使う遊びを取り入れるなどして刺激を与え、脳を活性化させるようにしましょう。
DHAやEPAの含まれたフードや認知症に特化したサプリメントなどもありますので取り入れていくといいですね。

明治 メイベットDC 2gx60包

◆メイベットDCは、犬用健康補助食品で
不飽和脂肪酸(オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸)を主成分としています。
オメガ3脂肪酸(EPA<エイコサペンタ塩酸>、
DHA<ドコサヘキサエン酸>)が含まれています。
◆2g包x60 入
◆明治製菓(株)

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連する記事

獣医師が解説「血尿(犬の病気)」:早めの検査を!重大な病気が隠れていることもあるんで…

オシッコが赤い!愛犬が血尿をしていたらビックリして心配になりますよね。考えられる原因をまとめてみました。(犬…

本間獣医科病院 / 2056 view

獣医師が解説「犬の脳腫瘍」:種類や検査方法、治療について

現在では犬の高齢化もあることから脳腫瘍は珍しくなく、MRIなどの画像診断を用いることで犬の脳腫瘍の診断が可能…

本間獣医科病院 / 1160 view

獣医師が解説「気管虚脱(犬の病気)」:中高齢の小型犬は要注意!気になる症状、予防策と…

中高齢の小型犬によくみられる疾患です。空気の通り道である気管が押しつぶされたように変形してしまい、呼吸困難な…

本間獣医科病院 / 1707 view

犬のいびきは病気のサイン⁈愛犬のいびきの疑問解決します。

犬もいびきをかくコは多いものです。中には人間顔負けのいびきをかく犬もいますね。あまり大きないびきは病気のサイ…

Chriee / 825 view

飼い主がいないと不安になる犬の分離不安という病気のまとめ

あなたの愛犬はちゃんとお留守番が出来ますか?飼い主がいないと落ち着かない、時には自分自身を傷つけてしまうこと…

Chriee / 1230 view

獣医師が解説「犬の軟便」:病院へ連れていく見極めが難しい!考えられる原因と対処法につ…

いつもと違って柔らかい便をしている、すぐに健康なうんちをするようになればいいですが、続くと心配ですね。軟便が…

本間獣医科病院 / 1298 view

獣医師が解説「下痢(犬編)」:うんちは健康のバロメーター!病院に行く前にすべきことと…

犬のうんちは濃い黄土色で、硬すぎず柔らかすぎないものが良いうんちです。うんちは健康のバロメーター。いつもと違…

本間獣医科病院 / 1592 view

住まいのコレに気を付けて!愛犬の誤食は危険がいっぱい!

家の中にある物で、犬が良く引き起こすトラブルに誤食があります。衣類やアクセサリー、小物など常に身近にある物た…

cezannee / 613 view

愛犬が寝たきりになったら…高齢犬の床ずれ対策は大丈夫?

犬も高齢になると寝たきりになってしまうことがあります。そうなると人と同じで床ずれが出来てしまうことをご存じで…

cezannee / 942 view

犬の体にできるイボって皮膚病?取らなくても大丈夫?

愛犬の皮膚にイボが出来ていることはありませんか?イボは子犬にも見られることがあります。イボからしこりまで皮膚…

Chriee / 2099 view

獣医師が解説「犬のマダニ」:ワンちゃんをマダニから守ろう!お散歩後のチェックから防除…

大切な家族であるワンちゃんたち。できれば生涯を通じて快適な暮らしを送らせてあげたいですね。そのためにはワンち…

本間獣医科病院 / 868 view

獣医師が解説「膿皮症」:家庭犬に多く、一度こじらせるとやっかいな皮膚病です

皮膚の細菌に感染して化膿してしまう病変を「膿皮症」といいます。今回はその原因と対策について説明します。

本間獣医科病院 / 7649 view

関連するキーワード