脳炎の原因

脳炎の原因は感染性のものと、免疫などが関係していると考えられている肉芽腫性髄膜脳炎、壊死性髄膜脳炎などに分けることができます。

・感染性としては細菌やウィルス、真菌や原虫などがあげられます。特に犬ではジステンパーウィルス感染による脳炎があります。ジステンパーウィルスに感染すると鼻水や咳、発熱などをおこしますが、脳に感染すると脳炎を起こし、神経症状などがみられるようになります。この病気は死亡率が高く、助かっても後遺症が残ることが多いです。混合ワクチンを接種することで予防することができますので、毎年のワクチン接種を忘れないようにしましょう。

【ご来院出来る方のみ】【動物病院へ行こう!】【診療・接種代】犬 11種混合ワクチン接種

【11種混合ワクチン】

6種類のウイルスによる感染症と5種類のレプトスピラによる感染症を防ぎます。レプトスピラには250を超える種類がありますが、そのうち日本でよく見られる種類のものに対して予防効果を持ちます。

・肉芽腫性髄膜脳炎の症状は病変部位によって様々で、眼振や斜頸、発作、旋回運動、顔面神経麻痺などがみられます。

・壊死性髄膜脳炎
壊死性髄膜脳炎はパグ脳炎ともいわれ、パグに多くみられます。
パグ以外にもマルチーズやヨーキー、シーズー、チワワ、パピヨンなどでもみられますが、原因はわかっていません。
症状として発作や旋回運動、斜頸などがみられます。

治療

ジステンパーウィルス感染による脳炎ではウィルスに有効な薬がないため、点滴や抗生剤、インターフェロン療法などの対症療法が主となります。
肉芽腫性髄膜炎や壊死性髄膜炎では、免疫抑制剤や放射線療法、抗けいれん薬などを使って治療していきます。

まとめ

脳炎は原因がまだわかっていないこともあり難しい病気ですが、MRI検査で早期に発見・診断をして適切な治療をすれば治療効果が得られて回復がみられることもあります。
どんどん症状が進行していってしまうこともありますので、発作、同じところをグルグルと回っている、口が麻痺してうまくゴハンが食べられない、ふらつきなど何か気になる症状に気づいたときにはすぐに動物病院を受診しましょう。

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