ペットのノミを駆除しただけではノミを退治したことにまりません。

ペットに寄生したノミ。しっかり駆除したはずなのに、いつの間にかまた寄生されてしまった。そんな経験はありませんか?それは、ノミの成長までの形態の変化によって薬が効かなかったり、潜む場所が変わったりすることが原因です。彼らの生態をしっかり知って完全に撃退してしまいましょう!

ペットに寄生するノミを駆除しても、まだ部屋に潜んでいる?

ノミの成虫がペットに寄生し卵を産むと表面のつるつるした卵はペットの体表から落ち、そこで孵化した卵は幼虫から蛹、成虫へと成長して、またペットに寄生します。ですから、ペットに寄生しているノミを駆除しても、ペットのいる部屋にはまだ、卵や幼虫が残っています。彼らが成虫になるとまた、ペットに寄生するのです。

ノミは形態によって効く薬が違うことも・・

ペットのノミの駆除の薬は主に寄生している成虫の駆除を目的としています。薬を使うことで、ペットからノミを駆除することは出来ますが、部屋に潜む卵・幼虫・蛹には何の効果もなく、彼らが成虫になるとまたペットに寄生します。それらを防ぐためには、ノミの生態の全てに効果があり再度の寄生を防ぐ薬を選びましょう。

念入りに掃除することで、全てのノミを駆除しましょう。

先の説明の通り、ペットにつくノミは成虫ですから、それ以外の卵・幼虫・蛹は部屋の中に潜んでいることになります。彼らを徹底的に排除することでペットへの再寄生を防ぐことが出来ます。特に、ペットが好んで良く居る場所の掃除は念入りに!クッションやブランケットなどは良く掃除機をかけた後に日光消毒をしましょう。

外からノミを連れて来ないようにしましょう。

ペットからノミを駆除し、部屋の中も掃除をして、さぁこれでもう大丈夫。そう思ってはいませんか?いくらペットと家から完全にノミを駆逐しても、外でノミに寄生されては意味がありませんね。特に毎日散歩に行く犬はノミに再寄生される危険があります。そんな時は、虫除けの首輪やスプレーなどを使うようにしましょう。

ノミの寄生を予防することでペットに健康で快適な生活を!

動物病院や、ペットカフェなど他のペットと接触する機会のある場所などで、ノミが移ってしまうこともあります。そういった場所に出かける時も用心のため虫除けのスプレーや首輪などを使うようにしましょう。室内でのノミの繁殖を防ぎ、外でのノミの再寄生を防ぐことで大切なペットをノミの被害から守ることが出来ます。

ペットからノミを完全に駆除するためには、ノミの生活サイクルを知りペットに寄生した成虫以外のノミも全て駆除することと、室内を清潔に保ちペットから離れたノミを繁殖させないことが大切です。少しの油断でノミは一度駆除してもまた再寄生される危険があることを知り、予防することが肝心ですね。最後までお読みいただきありがとうございました。

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