愛犬の生理にはどんなことに気をつければいいの?

メス犬には生理があります。期間は大きさや犬種によってもさまざまですが、2週間〜3週間程度が多く、およそ1ヶ月間は気をつけてあげたほうがいいようです。
そして気になるのは犬の生理痛です。出血は目に見えるので程度は分かりますが、痛みは分かりません。生理痛やケアしてあげたいことはどんなことでしょうか?

1、犬には生理痛はある?

生理痛は人間以外の動物には無いと言われています。もちろん犬も同様で、特に痛みというものは無いそうです。
しかし、痛みは無い代わりに生理の始め辺りは特に怠い感じは見られことが多いようです。愛犬が怠そうにしていたらお散歩は控えてあげるのもいいですね。

2、散歩中に気をつけたいこと

整理中で一番気をつけたいことは何と言ってもオス犬との接触です。犬はメスの生理中の臭いでオスも発情するものです。この時期は散歩の時間やコースを工夫し、他のオス犬に会わないことが大切です。臭いで発情してしまうとオス犬の飼い主さんにも迷惑が及んでしまうことになります。

3、生理中の感染症に注意

メスは生理中は陰部が通常のおよそ3倍にもなってしまいます。これは生理が終わって落ち着けば元に戻りますが、その間は子宮口も開いていることになります。普段よりも感染症などに感染するリスクが高い為、清潔な環境を心がけてあげましょう。
また、尿などに異常が見られたらすぐに病院に行くと良いですね。

4、想像妊娠をしてしまうこともあります

犬の妊娠期間はおよそ2ヶ月ですが、妊娠しない場合も、生理が終わったあとに妊娠のような症状が見られることもあります。
これは嘔吐などが見られるのが主ですが、犬も想像妊娠があるのだそうです。犬にもよりますが、妊娠の可能性がなくても嘔吐が見られたら安静を心がけてあげましょう。数日で落ち着くようです。

5、生理中の避妊手術は避ける

赤ちゃんを生ませない場合や、すでに生んでいて次は良いという判断がついたら出来るだけ早い段階で避妊手術をしておくと将来の健康面も安心です。
ただし、生理中は子宮も非常にデリケートな状態になっている為、焦らずに十分落ち着いてからのほうが愛犬の体にも良く安全なようです。

まとめ

最後までお読み頂きありがとうございました。
犬の生理は生理痛もほぼ無いという見方がされているようです。
出血も多くの場合は自分で舐めて処理出来てしまう為、気になる場合を覗いては生理用のシートなどのケアは不要なようです。
散歩中のオス犬との接触や感染症を注意し、整理中は快適で清潔に過ごせるように心がけてあげるといいですね。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連する記事

獣医師が解説「血尿(犬の病気)」:早めの検査を!重大な病気が隠れていることもあるんで…

オシッコが赤い!愛犬が血尿をしていたらビックリして心配になりますよね。考えられる原因をまとめてみました。(犬…

本間獣医科病院 / 2530 view

獣医師が解説「涙やけ」:もしかしたら流涙症かも!?その原因や改善のポイントとは

涙が多くて、涙やけができてしまう。実はそれは流涙症かもしれません。流涙症の原因はなんでしょうか?

本間獣医科病院 / 2352 view

シニア犬の歯石と口臭大丈夫?歯みがきが苦手な愛犬に効果的なグッズまとめ

7歳を過ぎてくると、やっぱり歯石や口臭が気になりやすくなります。歯みがきが苦手な犬でも使いやすい、口臭や歯石…

Chriee / 2988 view

犬の健康に影響!?乳歯からの生え変わりで心がけたいこと

個体差はあるものの、生後半年前後で犬は乳歯から生え変わります。そのタイミングがうまくいかない場合には健康に以…

Chriee / 1121 view

ペットのノミ・ダニ対策、薬を使う以外の方法ってありますか?

ペットのノミ・ダニ対策、薬を使えば簡単なのはわかってるけど、様々な理由で使えない、使いたくない場合があります…

cezannee / 1899 view

こんな症状から始まります!年齢とともに気になる犬の痴呆症とは?

犬にも痴呆症があります。全ての犬に起こるわけではありませんが、シニアに入って不審な行動などの症状が見られるよ…

Chriee / 1056 view

獣医師が解説「腸閉塞」:なんでも口に入れちゃうコは要注意!気になる症状と対策は?

何らかの原因で腸がつまってしまい食べものが流れなくなった状態です。ワンちゃんでは、食べ物でない異物を食べてし…

本間獣医科病院 / 1672 view

突然犬が過呼吸を起こしたら?過呼吸の原因と治療、応急処置を解説

犬も過呼吸を起すことがあります。突然の過呼吸や呼吸の乱れにはどんな病気や体調不良があるのでしょうか?そして異…

Chriee / 12553 view

獣医師が解説「犬の認知症」:犬も高齢になってくると認知症を発症することがあることをご…

認知症は日本犬、特に柴犬で多くみられますがそれ以外の犬でも発症します。犬の認知症の症状として、昼夜逆転して昼…

本間獣医科病院 / 886 view

獣医師が解説「犬の風邪」:“ケンネルコフ”をご存じですか?発生と予防とは?

愛犬に自分の風邪がうつったらどうしようと、心配したことはありますか?人間の風邪が犬にうつることはありません。…

本間獣医科病院 / 1167 view

小型犬は要注意!犬の怪我、実は家の中でが一番多いんです

犬が怪我をするのはどんな場所が多いと思いますか?実は家の中での怪我が案外多いのです。特に小型犬は、家の中で大…

cezannee / 1976 view

獣医師が解説「気管虚脱(犬の病気)」:中高齢の小型犬は要注意!気になる症状、予防策と…

中高齢の小型犬によくみられる疾患です。空気の通り道である気管が押しつぶされたように変形してしまい、呼吸困難な…

本間獣医科病院 / 2107 view

関連するキーワード