床ずれの予防と対策で寝たきりの高齢犬も快適に!

人間もそうですが、床ずれは出来てしまうとなかなか治りにくく、痛みを伴うつらい病気です。また、治療にも時間がかかってしまます。ですから、そうならないためのしっかりした予防と対策が肝心です。愛犬が高齢になったら、その可能性も考えて早めに対処できるようにしておきましょう。

床ずれって、どうしてなってしまうの?

犬も病気や高齢化が進むと寝たきりになってしまうことがあります。そうなると長時間、床に接している部分の血行が悪くなり細胞が壊疽してしまいます、これを床ずれと言います。始めは皮膚内部の細胞が炎症を起こすので気が付きにくく、皮膚の表面が赤くなったり水ぶくれになってやっと気が付くことも多いようです。

高齢犬に床ずれが多い訳と床ずれになりやすい箇所

犬も高齢になると食欲が落ち痩せてきます。痩せてしまうと全体的に骨ばってしまい皮膚に直接骨が当たるような箇所が出てきます。頬、腰、肩、足首など骨の出っぱっている部分がそれです。そういった部分が寝ている時床に接していると床ずれを、起こしやすいため高齢の犬が寝たきりになると床ずれになる確率が高くなります。

床ずれの予防にはどうすれば良いの?

床ずれを防ぐためには、同じ場所が長時間床に当たらないようにすることが肝心ですから、寝返りを打たせてあげるようにしましょう。また、血行が悪くなりがちな個所をマッサージしてあげることも床ずれの予防と同時に、床ずれのチェックにもなるのでお勧めです。

寝具を変えることでも床ずれのリスクは軽減できます。

床ずれの予防に良くても、寝ている犬に1日中付き添って寝返りを打たせてあげるというのは実際にはなかなか飼い主さんの出来ることではありませんし、犬自身も断続的に眠りを妨げられることはストレスにもなります。そんな時には、寝具を低反発素材の物に替えてあげると体に加わる圧力が低減され床ずれが出来難くなります。

小型犬には手作りのウォーターベットが効果的!

低反発素材より効果的なのがウォーターベットです。犬用の物が市販されていますが小型犬用なら簡単に作ることもできます。まず、犬の入る大きさの段ボール箱を用意し、ごみ袋など大きめの丈夫な袋を何枚か用意し水を入れて口を塞いだ物を段ボール箱に入れて上にブランケットとなどを敷けば出来上がりです。

床ずれは一度出来てしまうと治るのに時間がかかります。また、適切な治療を受けさせないと傷口が悪化し、最悪の場合には傷口にウジがわくこともあります。そんな床ずれにならないように、犬が寝て過ごすことが多くなったら、体に圧がかかりにくい素材の寝床を用意し、なるべく寝返りを打たせたり、マッサージをしてあげることが大切になってくるんですね。最後までお読み頂きありがとうございました。

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