室内飼いが多い小型犬、気をつけたい弱点は?

愛犬の病気・不調は飼い主にとってはとても心配なものです。
特にまだ慣れていない場合や初めて飼う犬種などは、知らないと病気なのかどうかも判断がつきにくい症状もあります。
あらかじめ犬種ごとのかかりやすい病気や弱点を知っておくと、室内飼いの場合は家具を工夫したり、予防も出来て安心です。

ミニチュアダックスフンドは腰を大事にして

ミニチュア・ダックスフンドは、胴が長く足が短い為、足腰を痛めてしまう事が多い犬種です。
椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼などになりやすく、足腰をケアする事が重要になってきます。
予防法としてはフローリングにクッション性の高いマットを敷いたり、足腰に負担がかからないような体重管理が大切になってきます。

トイ・プードルは骨折や脱臼に注意

トイ・プードルも膝蓋骨脱臼にかかりやすい犬種です。プードルは前足が長い為、前肢骨折という、前足が骨折しやすい犬種でもあります。
膝蓋骨脱臼は、小型犬全般に多いので、体重管理は重要な予防策です。
またトイ・プードルは外耳炎になりやすいので、普段からお耳掃除をしっかり心がける事が大切ですね。

目に弱点が多いのはパピヨン

パピヨンは目の病気にかかりやすい犬種です。白内障は予防がなかなか難しい病気ですが、普段から愛犬を良く観察して、目ににごりが出ていないか、動作に不自然なところはないか?など、視力に問題がないかを観察する事が大切です。
もしかかってみまっても、早期の発見と治療で進行を抑えるようにしましょう。

チワワは脳の病気に気をつけたい

チワワはてんかんや水頭症など、脳の神経による病気にかかりやすいんです。
どちらも症状としてはけいれんを起こし、てんかんの場合は口から泡を吹く事もあり、飼い主は慌ててしまうと思います。
どちらも予防は難しいのですが、症状が表れた時には速やかに病院へ。発作の様子を動画に撮っておくと、診断にも役立ちます。

ミニチュア・ピンシャーは脱毛に気をつけて

左右が対象に脱毛していく、パターン脱毛という病気になりやすい犬種です。犬はある程度の抜け毛は普段からありますが、異常な量やフケが出ているような場合は早めに病院で診てもらいましょう。
また、パピーの頃にはレッグペルテスという、骨が壊死してしまう病気にも注意。足を痛がっていたら診てもらうと安心です。

まとめ

最後までお読み頂きありがとうございました。
小型犬に絞ってかかりやすい病気や不調などをまとめてみましたが、中型犬や大型犬など、犬種によっての弱点やかかりやすい病気を心得ておくと、いざという時には慌てずに対処が出来るかと思います。
中には予防が困難な病気もありますが、早めの治療で進行を遅らせたり、十分な治療で愛犬の健康に注意したいですね。

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